こんにちは、広報担当の庄瀬です。
さて、先日弊社のWebサイト構築事業部から「FASES(フェイシズ)」という新サービスがリリースされたことをご紹介させていただきました。
新サービス「FASES (フェイシズ)」をリリースしました!FASES は、クラウドの技術で実現した顔認証判定機能付の会員管理システムです。 引用元(本ブログの過去記事):
今回は、このサービスを勤怠管理システムとして使っているシーズの活用方法についてお話ししたいと思います。FASES の導入事例としてご参考になれば幸いです。
※ FASES の概要については、上記の過去記事でご紹介しております。
これまでシーズが行っていた勤怠管理について
今年の3月頃まで、シーズではスタッフたちの勤怠をタイムカードで管理していました。
しかし、コロナの影響で強制リモートワークが始まったとき、今の方法ではリモートするスタッフの勤怠管理ができないと分かり、社内コミュニケーションツール「Slack」に新しく勤怠ボタンを作ることで解決しました。
上記の通り、出社時は「リモート」「オフィス」のいずれかを、退社時には「退勤」を、休みの日は「休暇」をクリックすると自分の名前が反映されます。これで全員の勤務状況がまとめて把握できるようになりました。(ちなみに、遅刻や早退などは直接 Slack に書き込んで報告してもらうようにしています。)
なお、この時期はまだタイムカードを撤去していなかったので、オフィスに出社した際はそのままの流れでタイムカードも引き続き使うようにしていました。
シーズが抱えていた課題
この時点で、シーズが抱えていた課題は以下の3点です。
- チャットツールとタイムカードの二重作業を一本化したい
- オフィス出社したスタッフが Slack の「退社」ボタンを押し忘れてしまう
- 勤怠システムに関わらず、オフィスのコロナ対策を強化したい
これらの問題を解決するため、さっそく FASES をカスタマイズしてみることにしました!
「FASES」を導入してからの運用方法とは?
FASES にしてからは、タイムカードを完全撤去し、代わりに FASES のタブレット端末を設置しました。
また、シーズではタブレット端末の隣に体温測定カメラを置いて、勤怠管理と体温測定をセットで確認できるよう工夫を入れています。(※ 2画面で表示されている時間が1分差なのは気にしない!笑)
運用の流れ
それでは、シーズで実施している FASES の運用フローについてご説明します。
リモートワークのスタッフは、これまで通り Slack 上で勤怠ボタンをクリックしますが、オフィスへ出社したスタッフは FASES のカメラの前で顔を左に向けるだけで出勤が完了します。(退社時は右を向きます。)
以下、出退勤している様子をシュミレーションしてみました。※音量にご注意ください!
この動作をするだけで、Slack 上に自分の名前が自動で反映されるという仕組みです。これまでタイムカードをきる+ Slack の勤怠ボタンをクリックする という2つの動作が必要でしたが、一気に簡略化することができました。
まとめると以下のようになります。
- リモートワークした場合:Slack で操作した勤怠が Slack 上で確認できる
- オフィスへ出社した場合:FASES で操作した勤怠が Slack 上に反映される
結果・まとめ
FASES を導入したことで、これまでシーズが抱えていた課題を全て解消し、より良い勤怠管理システムを生み出すことができました。
現在運用してから1ヶ月ほど経ちますが、特にトラブルなくスタッフたちも徹底した安全対策のもとスムーズに出社できています。
実際に導入して感じたことですが、FASES の大きな利点は、タブレット端末を接続するだけなので 現場での取り付け自体は5分程度で完了する ところです。設置した当日に即運用できました!
「FASES」をご検討の皆さまへ
FASES は、既存システムとの兼ね合いも含め柔軟にカスタマイズすることが可能です。
例えば、今回でいうと Slack との連携やタブレット端末の自由選択 (Android もしくは PC) など、ご要望に合わせて対応いたします。
今後も新しい活用事例をご紹介してまいりますので、是非ご期待ください!
そして今回、勤怠管理システムへの導入についてご紹介させていただきましたが、FASES はもともとコロナ対策の一環として開発した製品です。人が受付などで窓口に立つリスクをなくし、非接触(タッチレス)で本人確認できるサービスとしてご提案しております。
導入に関するご質問やお見積りなどについては、 お問い合わせフォーム よりお気軽にご相談くださいませ。どうぞよろしくお願いいたします!